IT業界

アジャイル開発の重要性と今後の見通し

アジャイル開発

2010年代に入ってから、徐々に「アジャイル開発」という言葉がIT業界に浸透してきています。

これは、システムの開発フローの一種で、もちろん昔からある開発フローですが、この開発フローを適用したプロジェクトが増加してきています。

特に近年、アジャイル開発のプロジェクトは急激に増えてきており、

今後もアジャイル開発は増えていきます。

また、アジャイル開発は従来のウォーターフォールモデルの開発フローに比べて、

人によって向き不向きがあったり、うまくプロジェクトを運営していく難易度も高いです。

そのため、優秀なアジャイル開発者は今まで以上に重要視されます。

今のうちに、アジャイル開発について理解を深めて、優秀なアジャイル開発者になりましょう。

今回は、アジャイル開発がどのような開発モデルで、なぜ重要なのか、そして今後のアジャイル開発の見通しについてご紹介します。

現在、IT系の業務に就いている方だけでなく、これからIT業界に足を踏み入れようとしている方にも知っておいて欲しいお話です。

まずは、アジャイル開発そのものについて説明をしますが、アジャイル開発を知っている人は次の章から読み進めてもらっても問題ありません。

アジャイル開発とは?

そもそも、アジャイル開発とは何なのか?

アジャイル開発の例として、よく引き合いに出されるのが最も一般的な開発モデルであるウォーターフォールモデルです。

ウォーターフォールモデルとは、その名の通り上流から下流へ水が流れていく様を開発モデルに当てはめた例です。

  • 上流 : 要件定義、設計
  • 中流 : 開発、テスト
  • 下流 : 運用

一般的にシステム開発を行う場合は、まずは作りたいシステムで何をしたいのか、何を実現したいのかという要件を決めます。

決まった要件を満たすシステムを設計してから、実際にシステムを構築していきます。

開発、テストと中流工程を終えると、最後は完成したシステムを継続してメンテナンスしたり、新たな機能追加を行ってもっと使いやすくするようなシステムの運用を行っていきます。

ここまでの、一連の流れをある程度大きな期間の中で行う開発手法をウォーターフォールモデルと言います。

一方、アジャイル開発とは設計、開発、テストの工程を短い期間で何度も繰り返す開発手法です。

各工程をじっくりと進んで開発を行うウォーターフォールモデルに比べてアジャイル開発は、最初に最低限の機能を持ったシステムを開発し、それに対して短い期間の中で開発した実装を付け足していくイメージです。

例えば、ソシャゲ(ソーシャルゲーム)が毎週、新しいキャラの追加や新しいイベントを行っているとすると、開発側からするとそれらは毎回新しい機能として設計、開発、テストを行ってユーザに提供しています。

それらの追加機能は、最初から実装の予定があったわけではなく、ユーザの傾向に合わせて後から実装しています。

つまり、求められている要件の変化や時代の流れに合うように柔軟にシステム開発の方向性を変更しながら開発を進めることが出来ます。

なぜ重要視されているのか?

アジャイル開発の最も大きな特徴である柔軟性に加えて、後から機能を付け足して開発することから、最初のリリースまでの期間が短いという特徴もあります。

従来のウォーターフォールモデルでは、一つのシステムをリリースするまでにかかる時間とコストが大きかったです。

また、システムの認識を間違ってしまい、要件と異なった実装をしてしまった際の手戻りや修正のコストも大きいです。

しかし、アジャイル開発ではとにかく早くシステムをリリースして、変化に合わせて必要な機能を逐一提供することが可能で、近年のシステムモデルに適しやすいため重要視されています。

メリットの大きいアジャイル開発ですが、実はアジャイル開発をうまく運用するのはウォーターフォールモデルに比べて難しいと言われています。

難しいと言われている要因として、開発期間が短い事から、少しの開発遅れも挽回する機会が無いからです。

開発の遅れを挽回する機会が無いにも関わらず、柔軟な変化に対応するため、全体像が掴み辛く緻密なスケジュールを立てるのが難しいため、アジャイル開発を運用するのは難しいです。

また、ベテランの開発者はウォーターフォールモデルで育った人が多いので、アジャイル開発が肌に合わない人もいます。

そのため、柔軟な変化に対応できるアジャイル開発者が非常に重要視されています!

アジャイル開発のデメリットについて

もちろん、アジャイル開発は良いことばかりではありません。短期間の計画を、繰り返し行うため、全体像が掴みにくくプロジェクトの遅れなどの問題が発生することもあります。

また、短期間で設計、開発、テストを行うため、緻密な計画を立てなければ、意味の無い機能や無駄な開発をしてしまう恐れもあります。

そもそも作りたいシステムにアジャイル開発が適していなければ意味が無いため、なんでもかんでもアジャイル開発が良いという訳でもありません。

用途によって、使い分ける必要があります。

柔軟な変化に対応できるということは、逆に方向性がブレやすく、最初の目的からズレてしまう危険性もあります。

今後の見通し

アジャイル開発のメリットからもわかるように、今後増加していくことは間違いありません。

というのも、実は大手IT企業(NTTデータ、富士通、NECなど)が、今後自社のアジャイル開発者の割合を増やしていくと宣言しているためです。

しかし、先ほどアジャイル開発は難易度が高いという話をした通り、増えていくアジャイル開発を成功させられる人材が必要です。

つまり、これからアジャイル開発をうまく運用出来る人はより貴重で重要な人材になっていきます。

アジャイル開発を成功させるためには、変更に強いソースコードが重要

アジャイル開発は、短期間で開発フローを繰り返すことから、開発の遅れが致命的という話がありましたが

これを回避するための一つの対策として、変更に強いソースコードによる実装が重要になってきます。

変更に強いソースコードというのは、読みやすく綺麗なソースコードで実装されており、改善や修正でソースコードに手を入れる時も容易に変更が可能なソースコードの事を指します。

変更に強いソースコードで実装が出来ると、短時間で内容を理解して、修正にかかる時間も少なく、バグも少ないシステムの構築が可能なので、アジャイル開発が成功しやすいです。

強い
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つまり、アジャイル開発をうまく運用出来る人というのは、

アジャイルの特性を理解して計画を立てられる事と変更に強いソースコードを知っている人の事を指します。

まとめ

アジャイル開発の重要性と今後の見通しについてご紹介してきました。

今後、アジャイル開発はより重要視されていき、うまくアジャイル開発を運用出来る人は貴重な人材となります。

今から、その貴重な人材になる方法として、次の二点が重要です。

  • アジャイルの特性を理解して計画を立てて、プロジェクトを回す
  • 変更に強いソースコードを知る

しかし、アジャイル開発のプロジェクトをうまく回すためには、自分で勉強するよりも実際にプロジェクトに参加して、その中で学ぶことのほうが多いです。

そのため、今出来る事として「変更に強いソースコードを知る」という事をオススメします!

普段から、変更に強いソースコードを心掛けることで、いざアジャイル開発に挑むときも成功する確率が上がります。

変更に強いソースコードの書き方についてもご紹介しているので、あわせて読みましょう。

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